栄養価の過不足の判定について
1.栄養価の計算
栄養価の計算は、文部科学省科学技術・学術審議会資源調査分科会報告「日本食品標準成分表2020年版(八訂)」に基づき算出しています。
2.各栄養素の基準値
各栄養素の基準値の範囲は、厚生労働省策定「日本人の食事摂取基準(2020年度版)」に基づき算出しています。※一部LEAN BODY独自の基準あり
- エネルギー
■エネルギーの計算方法
推定エネルギー必要量(注1)を基準エネルギー量とし、推定エネルギー必要量の90-110%を基準範囲とする。
(注1)推定エネルギー必要量の算出式=基礎代謝量(kcal/日)×身体活動レベル※2
<基礎代謝を求める簡易式>
基礎代謝量(kcal/日)=(0.1238+0.0481×体重[kg]+0.0234×身長[cm]-0.0138×年齢[歳]-0.5473×性別※1 )×1000÷4.186
基礎代謝量(kcal/日)=9.99 × 体重[kg]+ 6.25 ×身長[cm]− 4.92 ×年齢[歳]− 166 ×性別※1− 161(ミフリンセイントジョー式の簡易版を引用)
※1 男性:1 女性:0
※2 日常の身体活動を、強度に応じて3段階(低い、ふつう、高い)に区分し数値で表したもの。低い(生活の大部分が座位で、静的な活動が中心の場合):1.5 ふつう(座位中心の仕事だが、職場内での移動や立位での作業・接客等、あるいは通勤・買い物・家事、軽いスポーツ等のいずれかを含む場合):1.75 高い:2(移動や立位の多い仕事への従事者、あるいは、スポーツ等余暇における活発な運動習慣をもっている場合)
■目標設定をした場合の目標エネルギーの計算方法
現在の体重から算出する推定エネルギー必要量から目標に応じてエネルギーを差し引く。さらに選ぶ「がんばり方」によって、食事で減らすか、運動で減らすか割合を決める。
・食事中心:食事:ワークアウト=7:3
・食事・ワークアウトバランスよく:食事:ワークアウト=5:5
・ワークアウト中心:食事:ワークアウト=3:7 - たんぱく質
・〜49歳まで:基準エネルギーの13~20%の範囲とする。
・50~64歳まで:基準エネルギーの14~20%の範囲とする。
・65歳以上:基準エネルギーの15~20%の範囲とする。 - 脂質
・基準エネルギーの20%~30%の範囲とする。 - 炭水化物
・基準エネルギーの50~65%の範囲とする。 - ビタミン・ミネラル・その他
・厚生労働省策定「日本人の食事摂取基準(2020年度版)」に基づく。
【栄養計算結果に関しての注意事項】
各メニューの栄養素は、様々な理由により誤差が発生します。
一般的に食品は環境によって組成や含有量等が変化し、栄養成分についても最終的に摂取する個人毎に身体に与える影響は異なるものであるため、数値はあくまでも参考値としてご覧ください。
※市販品/外食メニューはメーカー等が公表している栄養価を用いていますが、栄養価非公開のメニューなど、商品そのものや公表されている情報等から原材料を推定したうえで栄養価を推計しているため、他サービスと異なる場合がございます。
※市販品/外食メニューの栄養データは定期的に更新をしておりますが、メーカー側で商品リニューアルや栄養成分の変更などが行われた場合、最新データに更新するまでにタイムラグが生じることがございます。
3.1食単位の栄養価計算について
1日単位で算出した数値を下記割合でそれぞれ算出しています。
朝食…30%
昼食…40%
夕食…30%
4.食事スコアについて
朝昼夕の3食入力が完了したら表示されます。
1日の栄養バランスをみてLEAN BODY独自で評価をしています。